陶器のお手入れ
お手入れ方法
TOUの器は、土の温もりを感じさせる手作りの風合いが魅力です。長くご愛用いただくために、以下のお手入れ方法をご確認ください。
1. ご使用前の準備(目止め)
TOUの器に限らず、土もの(陶器)は吸水性があるため、使い始める前に「目止め」をすることをおすすめします。これにより、匂いや汚れがつきにくくなります。
-
でんぷん質の液体で目止め
-
方法1:お米のとぎ汁で煮沸
- お鍋に食器が完全に浸るくらいのぬるま湯と、お米のとぎ汁(米1合に対してとぎ汁1回分程度)を入れます。
- 弱火で15~20分ほど煮沸します。その際、食器同士がぶつからないように注意してください。
- 火を止め、お鍋に入れたまま完全に冷まします。
- 冷めたら取り出し、水でよく洗い、しっかりと乾燥させます。
-
方法2:小麦粉や片栗粉を溶かした水で煮沸
- 水に小麦粉または片栗粉を少量(水1Lに対して大さじ1程度)溶かし、食器を浸します。
- 方法1と同様に、弱火で15~20分ほど煮沸し、冷ましてから洗い流し、乾燥させます。
-
方法1:お米のとぎ汁で煮沸
-
その他
- 目止めが面倒な場合は、水に数時間浸してから使用するだけでも吸水率を下げることができます。
- 目止めをしない場合でも、使用する前に水にくぐらせてから使うことで、汚れや匂いがつきにくくなります。
2. ご使用中の注意
-
吸水性について
- 陶器は吸水性があるため、油分の多い料理などを盛り付けると、器に油が染み込むことがあります。気になる場合は、目止めをしたり、使用前に水にくぐらせるなどの対策をおすすめします。
-
色や匂い移り
- 色の濃い食材や匂いの強い食材を長時間入れたままにすると、色や匂いが移ることがあります。
-
シミについて
- 貫入(かんにゅう:陶器の表面に入るヒビのような模様)がある器は、その隙間に茶渋や油などが入り込み、シミになることがあります。これも器の味わいとなりますが、気になる場合は目止めや使用前の水くぐりが有効です。
3. ご使用後のお手入れ
-
すぐに洗う
- 使用後はできるだけ早く、食器用洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。
- 汚れがひどい場合は、しばらく水に浸してから洗うと落ちやすくなります。
-
しっかり乾燥させる
- 洗った後は、風通しの良い場所でしっかりと自然乾燥させてください。生乾きの状態で収納すると、カビや匂いの原因になります。
- 特に底面は乾きにくいので、逆さにして立てかけるなどして、十分に乾燥させましょう。
4. 保管方法
- 完全に乾燥した状態で、風通しの良い場所に保管してください。
- 重ねて収納する場合は、器と器の間に布やキッチンペーパーなどを挟むと、傷つきを防ぐことができます。
手作りのTOUの器は、使い込むほどに味わいが増し、愛着が湧くものです。適切なお手入れを行うことで、長くその魅力をお楽しみいただけます。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
「目止め」をする
- 大きめの鍋に、米のとぎ汁をうつわが完全に浸るくらいまで入れ、弱火で15〜20分ほど煮沸します。
- 煮沸が終わったら、鍋ごと自然に冷めるまで放置します。
- 冷めたら水洗いして乾かせば完了です。
「高台」の確認をする
陶器を購入したら、「高台」を確認するのも大事なポイント。「高台」とは、うつわの底についた台座部分のことを指します。
高台の面にざらつきがあるとテーブルを傷つけてしまったり、重ねたときにほかの皿を痛めたりしてしまう原因に。
ざらつきが気になるときは、ほかの陶器の高台と擦り合わせることでざらつきを目立たなくすることができます。ざらつきが強い場合は目の細かいサンドペーパーで擦る方法もおすすめです。
急激な温度変化や電子レンジに注意
陶器は温度変化に弱く、電子レンジに入れてしまうと急激な温度の変化でひび割れてしまうことも。一回で変化がなくても、繰り返し電子レンジを使用することで傷みも早くなってしまいます。
最近では、電子レンジが使える陶器のうつわも多くみられるようになってきました。どうしても電子レンジを使いたい場合は、予め電子レンジが使える仕様でつくられた陶器のうつわを選ぶのがおすすめです。
においやシミがついてしまったときの対処法
- 水1リットルあたり大さじ4杯ほどの重曹を水に溶かします。
- そこに陶器を半日以上浸け、丁寧に洗い流します。
- 完全に乾燥させてもまだにおいが取れない場合は、2〜3回繰り返します。
※ 酢大さじ一杯を重曹に加えるとさらに効果的です。